SolarisのIPMP

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SolarisにはIPMPという機能があります。通常、ネットワークに接続するインタフェースは1つのネットワークに対して1つですすが、IPMPでは1つのネットワークに対して複数のインタフェースを接続する事を可能にし、インタフェースやNIC、接続先とのパス障害などにも切れない構成を可能にする技術です。

そんなIPMPを担当システムのサーバで実装していますが、最近この設定上に問題が見つかって対応しております。他の現場でも利用している方・これから触れるがいるかも知れませんので、簡単にですが内容を紹介致します。

・代表的なIPMP構成例としては、次の2つ

  1.2つのI/Fを同一ネットワークに接続し、片方のI/Fを稼動系とし、もう片方はスタンバイとする。

  2.2つのI/Fを同一ネットワークに接続し、両方のI/Fとも利用(ロードバランス)する。

・IPMPによる障害検出は検査信号ベースで行われる。検査信号はICMPによるエコー応答で、 IPMPのデーモンによって決められたターゲットに対して送出して応答有無を判断し、特定の条件の下で障害と判断された場合にはパスが切り替えられる。

・検査信号を送出するためには検査用のIPアドレスが必要で、サブインタフェースとして割り当てる必要がある。ターゲットへのICMPは、この検査用IPアドレスを利用して実施される。

・IPMPを構成した場合、実I/FのIPアドレスは検査用IPアドレスでアクセス先となるIPアドレスはIPMPの代表IPとなる。(ifconfigなどで見た場合、アクセス先となるIPアドレスは実I/FのIPアドレスのように見えるが、障害時に待機系のI/Fへ移動する)

・検査用のターゲットは、接続先ネットワークと同一ネットワーク上にデフォルトルータやホストルーティングが存在する場合は、それらのホストがターゲットとして選定される。存在しない場合は、マルチキャスト224.0.0.1を送出してターゲットを選定する。

・Solaris10からはNIC自体が生きているかどうかを判断する事が可能となった。ただし、NICのドライバがサポートしている必要がある。

 

上記だけではなんだかよくわからないと思いますが一応参考情報としてあげておきました。

なお、システムでトラぶった内容は、ターゲットとして選定されていたデフォルトルータが保守作業で停止した影響でサーバの通信ができなくなってしまったとういう問題でした。このデフォルトルータはHSRPを構成しているので、なぜ保守作業で両系とも停止する必要があったのか?のほうが疑問でしたが、こまかく仕様から調べて行ってようやく原因が見つかりました。

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このページは、持木が2008年12月 8日 00:40に書いたブログ記事です。

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